「クロスのサイドアウトが増えてしまうのは、なぜ?」

「サイドアウト(クロス)が増えてしまうのは、なぜ?」

以前、「ストレートとクロスの距離の違いは・・・?」というタイトルで書かせて頂きました。
https://tennistrip2020.com/?p=579
一般的に、距離とネット高低により、ストレートとクロスの難易度を比べることがあります。
ここでは、一旦ネットの高さについて考慮せず、距離だけ考えます。

ストレートとクロスであれば、当然クロスのほうが長いですが、今回はストレートの長さで、どこまでクロスに打つことが出来るかを考えます。
計算を書くと分かり難くなので、割愛させて頂きます。

図で表したピンク(矢印)の長さは、約1.47m
(参考:ベースラインからサービスラインまでの距離は、5.485m)
黒矢印と青矢印の角度差は、約1.16度

たしかに、クロスのほうが長くて安全なものの、角(頂点)を狙った時に、外側へ1度のミスが発生するとストレート同等の距離でなければ、コートに入らないとということです。
プレーヤーであれば、クロスは長いからこそ、軌道を上げたり、力加減を調節したりして、深く打とうとするものです。
ただ、クロスを打つ際にサイドアウトが増えてしまうと感じるのであれば、何か対策を講じなければなりません。
例えば、角よりも少し内側を狙ったり、必要以上に深さを求めないということも方法のひとつだと思います。

最近は、コートを広角的に使っていく戦術も多いだけに、具体的な数値を記憶して必要はありませんが、どのようなリスクがあるかを把握しておくことは重要だと考えます。
あくまでも、クロスに1度以上外側に逸れた時の仮定なので、決してクロスが難しい等の意味合いではありません。
実際にコートに立って、あらためて上記の距離を確かめてみることもオススメです。

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