「子供には注意するのに、大人になると諦めがちになる姿勢に対する意識」

「子供には注意するのに、大人になると諦めがちになる姿勢に対する意識」

フェデラー選手や錦織選手等のトッププレーヤーは、ポイント間の立ち姿が、本当に絵になります。
特にフェデラー選手のストリングの目直し姿は、背筋に一本芯があるようなシルエットにさえ見えます。

テニスは、ボールを前に飛ばし、当然意識も前方に向くものなので、動作においても前傾になることが多くなります。何より考え事が増えれば下を見ることが増えてしまうものです。
それらを毎日のように無意識に繰り返せば、やがて癖となり、姿勢となります。
テニス技術においても、回転運動となるスイングは、軸が大切なだけに、悪い姿勢で回転運動を繰り返せば、パフォーマンスだけでなく怪我等のリスクが伴うこともあります。
筋力アップのトレーニングを、仮に粘土のように筋肉をつけていくと考えれば、元となる姿勢が基準になります。もちろん様々なトレーニングは筋力アップだけでなく矯正する意味もあるので全てではありません。

トレーナーがトレーニング時に姿勢やフォームを注意するのは、効果的なトレーニングや怪我の予防だけではなく、トレーニング後の結果としてバランスを崩さないように筋力や筋肉を身につけさせる意味合いもあります。

「姿勢を良くしましょう」
と聞くと指導者からの極く当たり前な口うるさいアドバイスに聴こえてしまう可能性もありますが、テニスだけでなく生活面においても、故障や肩コリ等の健康を司る要素も高いです。
とはいえ、姿勢というのは毎日の積み重ねなだけに、日常生活や練習時でも敢えてポイント間等に目を向けて、意識する機会を増やすことが矯正に繋がるので注意したいポイントです♪

●2022/4/3(日)臨時休業
【TENNIS Trip】
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