【「使用ラケット=自分のテニスの歴史」だからこそ捨てられない!】

【「使用ラケット=自分のテニスの歴史」だからこそ捨てられない!】
テニス愛好者なら、思い入れのあるラケットを残しておきたいと考えることも多いと思います。
ただ、ひさしぶりにその時の打感を味わってみたいと倉庫や保管場所から引き出してみると、埃をかぶり、グリップやグロメットが加水分解してしまっていることが多いです。最低限の予防策を講じておけば、劣化を遅らせることが出来ます。

①ストリングを切っておく。(約20kgの張力を開放する)
②軽く汚れを拭き取り、一度乾燥させる(オーバーグリップテープは外す)
③ビニール袋に入れる。
(できれば密閉できるもの。ラケットサイズが無ければ、大きなゴミ袋可。余分な水分除去のためにシリカゲル剤等の乾燥剤を入れたり、空気を抜くとより良い。)
④高温多湿な場所は避け、変色予防のために暗所で保管。

そもそも加水分解とは、「水」が反応物や化合物の結合を切ることによって化学的な変化を引き起こす過程の化学反応のこと。
したがって、基本的には水や空気中の湿気が大敵です。厳密には最低限の水分が必要とも言えますが、完全乾燥状態にすることのほうが困難なので、湿気対策を優先してよいと思います。

上記対策を講じても、加水分解を完全に止めることは出来ないので、経年劣化はしてしまいますが、「思い出深いラケット」を少しでも綺麗な状態で保管しておきたいと思った時に参考にしてみて下さい。

●JR総武線「下総中山駅」北口から徒歩2分
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