「新品ラケットのテンションダウン」

「新品ラケットのテンションダウン」
新品ラケット購入時にはストリングの種類やテンションに悩まれる方も少なくないです。
ラケットの性能や個性を含めて出来る限り自分に合ったフィーリングに仕上げたいと思うのは当然とも言えます。
ここで注意しなければならないことは、僅かではありますが、新品ラケットは緩みやすい傾向があります。

ラケットは、フレームとグロメット(バンパーやストリングホール)が組み合わさった構造なので、ストリングを張り上げたことによって接合部がより密着します。
最初の張りと最初の練習によって、よりラケットに馴染んでいきます。
個人的な表現になりますが「ラケットが締まる」と呼んでいます。

特に、グロメットはプラスチック系の素材が多いだけに、最初のストリングの張りやヒッティングの衝撃により凹みが出来るので、テンション的に緩みが発生することになります。
ここに関しては避けられないことで、ある意味で新車のアイドリング期間と同様と考えています。
一度張り上げて、2~3回の練習後に張り替える方法や、2ポンド程度テンションを上げて対応することもあります。

とはいえ、ストリングの経年劣化的な伸びの緩みとラケットの締まりの緩みとは種類が異なるので、新品ラケットを使用してテンションダウンが気になる方や、新品ラケットでイメージしたフィーリングと違うと感じる方は、検討材料にしてみてください♪

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